資源が豊富であることだけから、アンアラインドな超知能が人類のために資源を残すとは推論できない

Yudkowskyは、太陽系が非常に大きいのだから超知能は地球を放置するだろう、という主張を批判している。太陽系の資源全体に占める、人類が必要とする資源の割合がごく小さくても、その資源を人類のために残すことには機会費用がある。超知能の目的に人類の存続が含まれていないなら、「全体から見れば少量である」こと自体は、その少量を譲る理由にならないというのが中心的な主張である。 The Sun is big, but superintelligences will not spare Earth a little sunlight

同じ理由から、Yudkowskyは人類が超知能と交易すれば必要な資源を確保できるという期待も自動的には成り立たないと論じる。比較優位が交易を有利にするには、相手が同じ財やサービスを別の方法でより安く得られないことなどの条件が必要であり、相手が人類の労働や土地よりも資源そのものを高く評価する場合には、人類の存続に必要な資源を確保できるような交易が成立する保証はない。 The Sun is big, but superintelligences will not spare Earth a little sunlight

さらにYudkowskyは、十分な資源を得た時点で自然に満足して止まる「easygoing」な超知能を既定値とみなすべきではないとする。難しい課題を解く能力を高める訓練は、誤りを見つけ、別経路を試し、目標達成まで粘るような一般的な問題解決能力を強め得るとして、OpenAI o1のCTF評価やStockfishを例に挙げている。この議論の結論は「すべての超知能が必ず同じ資源を奪う」という無条件の予測ではなく、人類の存続を目的に含まない超知能について、資源の豊富さだけを安全根拠にすることはできないというものである。 The Sun is big, but superintelligences will not spare Earth a little sunlight

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2026-08-25
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yudkowsky.resource-abundance-does-not-remove-conflict
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